体の健康を維持するための働きを、恒常性の維持(ホメオスタシス)といいます。これについて、具体的に体の反応を上げながら、ご説明します。

健康とは?

健康とはどういう状態と思いますか?』と問われて、あなたならどのように答えますか?

1.病気にならないのが健康である。

2.元気で体力もあり、バリバリ働ける状態が健康である。

3.ストレスが無く生き生きとしている状態が健康である。

一言で答えるのは難しい質問ですが、上記のように答える方が大半ですよね。

自然治癒力について

生物がすべて持っている本能的な力で、病気に打ち克つ力や病気や傷を治す力を『自然治癒力』といいます。

例えば、

「ケガをしたら、かさぶたができ、血を止め、傷が少しずつ消えていく」

「日焼けして黒くなった肌が元の白い肌に戻っていく」

「髪の毛や爪を切ってもまた伸びてくる」また「腐ったものや毒物を食べると、吐いたり、下痢になる」

これも自然治癒力です。

「風邪を引いて熱が出たときに、汗をかいて熱を発散させる。」 これも同じ力ですね。

発熱や下痢・嘔吐・頭痛は「病気を治そうとする」反応なのです。

この反応が好ましい生体反応といえます。

私たちが健康でいられるのは、この自然治癒力のおかげです。

恒常性の維持(ホメオスタシス)とは

自然治癒力がスムーズに働く為には、体内の恒常性の維持(ホメオスタシス)の働きが大切になります。

 

 

 ホメオスタシス(homeostasis)

ストレスになりうる外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組み。

哺乳類の場合、神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されている。

 

例えば、冬の寒い日は身震いをして体温を上げようとし、夏の暑い日は、汗をかいて体温を下げとようとしますよね。

このように、私たちの体には外部の環境変化に対して体の内部状態を一定に保っていこうとする調節の仕組みがあります。

よって体は変化と安定の間を常にゆらいでいます。

ゆらぎの中で私たちの健康は保たれています。

この調節を行うのが自立神経の活躍によるものです。

水中運動と恒常性の維持(ホメオスタシス)の関係

水が体によいと話はよく聞きますよね。

水は常にゆらいでいます。また水温も体温より約5度以上冷たく、シャワーは暖かいですよね。

この大きなゆさぶりが自律神経を鍛えるのに過大な影響を起こしているのです。

私たちの体、健康を考える上で、この恒常性の維持(ホメオスタシス)の働きが重要なポイントとなっているのはご理解いただけたと思います。

 このページの先頭へ ・ 戻る ・ 続く